少し居合のことをご存知の方は、居合って日本刀を持って振ったりするアレでしょ?
 惜しい、もう少し興味を持って下さると嬉しいな。(独白)前置きが長くなりましたが、居合について説明したいと思います。

  居合とは日本刀を遣う剣術の一態様であり、刀を鞘に納めた状態において、抜刀しながら相手に応じるという術技を根幹とした武術のことです。
   刀を抜いた状態からの戦いを意味する立合に対し、居は、座った状態、立った状態など、構えない普通の、通常の状態を指し、合は応じる、通常の状態である納刀状態から対処するといった意味をもっており、これが、そのほとんどが抜刀後の構えから始まる剣術、剣道とは大きく異なる点です。
    日本武術の基点は立居振舞い、その中でも居るということ、居方自体が、日常の体の使い方から転換が求められます。礼法や弓術の座射、柔術の座捕りなど、どれも手足の動きを制限することによって、末端ではなく体幹の使い方を発展させてきました。居合いはその原点といえます。

居合の起こり
居合の起こりは、奈良朝や平安初期に芽生えたと言われていますが、一般的には戦国時代に考え出されたものだとされます。

 居合の始祖とされる林崎甚助重信は、奥州の生まれとも相模国の人ともいわれていますが定かではなく、没年没地も不詳です。

   いつも居合の説明をするとついつい長くなってしまいます。
  私自身まだまだ修行中の身なので、何処まで深さがあるのか全容など見ようもありません。何十年と修行なさった先生ですらそう感じると仰せられるのですから、まだまだ居合の世界には奥がある。生涯かかって学べる居合の道に伴に入りたい方を歓迎致します。